" />
(注)2005年2月3日付けでvutilsがバグフィックスされています。Vine Linux 3.1へのインストールは下記の手順ではなく、apt-getでupgradeするだけで済むようになっています。
VineLinux3.1にインストールしたときの手順をまとめました。
ATOK for Linuxのインストールガイドに従ってインストールを実施します。詳細な手順はガイドに記載されていますから、そちらを参照ください。
インストールが終われば、続いて各serviceを起動します。
# service atok2x start # service IIim start
ところで...
VineLinuxはATOK for Linuxの対応ディストリビューションではありません(ぬぉ。sampleフォルダにはVine用のパッチが同梱されていますが、これはVineLinux3.0用のもので、VineLinux3.1で実施すると悲しいかなrejectされてしまいます。こちらのimelibのパッチをあててください。
# cd /usr/share/vine # patch -p0 < ~/imelib.atok4linux.patch
最後にデフォルトのimeの指定です。
$ setime atokx
これでめでたく各種アプリからATOKでの日本語入力が可能になったはずです。
学生時代にはemacs lispをゴリゴリ書いていましたが、それも昔。今はまったく使っていません。IIIMECFというパッケージをインストールするとemacsでもIIIM経由でかな漢字入力が可能になるらしい。
# apt-get install IIIMECF
さて、設定。とは言ってもemacs側の設定は何にもいじらない。いじるのはIIimの設定ファイル。
ここでは、TCP port 9010をATOKのサーバ受け側ポートに変更します。デフォルト設定はUNIXとなっており、~/.emacs.el上の設定(TCPを想定)のままではアクセスエラーとなってしまうためです。こちらのhtt.xml.conf.tcp.patchをあてることで対処します。
# cd /etc/iiim # patch -p0 < ~/htt.xml.conf.tcp.patch
ほいでもってserviceの再起動。これでOKと言いたいところですが...
# service IIim restart
アルファベット以外の記号がうまく入力できません。どこかを直せばうまくいくのだとは思いますが、emacsを使用していない私としては、調べる気力が湧かないので、これにて終了です。残念っ!
Xim経由だと問題なく使えるそうなのでそちらを使った方がよいのかなと。ただ、画面下方に「ATOK」という文字列が表示されるのが非常に見にくいですけどね...ま、これもリソースいじれば表示されなくなりますけど。